有機フッ素化学に特化した近畿圏内唯一の国立大研究室
自然界にはほとんど存在しない有機フッ素化合物ですが,その応用範囲は多岐に渡ります。これは,他の原子では見られないフッ素原子の特異性に起因します。しかし一方で,その特異性ゆえに既存の反応だけでは有機フッ素化合物を合成できず,しばしば一工夫を必要とします。
われわれの研究室では,そうした特異性を見出し,それがどのように発現するのかを解明するとともに,その特異性を応用して含フッ素新分子の創製をテーマに研究を進めています。[分子を創る化学]
また,フッ素原子の特異性は物質の化学的・物理的性質にも影響し,これまでにさまざまな含フッ素機能材料が開発されています。そこで本研究室でも,フッ素原子の特異性を最大限に活用したフッ素系機能材料の創製もテーマとして研究を展開しています。[分子を観る化学]
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Molecules誌に論文が掲載されました!
セミフルオロアルコキシ鎖を有するフッ素化トランの光学特性と相転移挙動に関する論文がMDPI出版のMolecules誌に掲載されました。
J. Fluorine Chem.誌に論文が掲載されました!
フッ素化ヘキサアリールベンゼンの光学特性に関する論文がElsevier出版のJ. Fluorine Chem.誌に掲載されました。
Crystals誌に論文が掲載されました!
電子求引性基としてカルボキシ基を有するフッ素化トランカルボン酸が二量体形成を鍵とした発光性液晶分子となることを示した論文がMDPI出版のCrystals誌に掲載されました。
Crystals誌(MDPI)特集号のゲストエディターを務めます
特集号"State-of-the-Art Liquid Crystals Research in Japan"のゲストエディターを務めています。2023年3月31日まで投稿を受け付けますので,奮ってご投稿くださいませ。